保育士を辞めた後、仕事をせずにニートになるのってどうなのかな!?
再就職先のことやお金のことなど、色々心配ですよね。
でも、保育士を辞めてニートになることは悪いことではありませんよ。
きちんと事前に色々と調べて準備をしたら、保育士を辞めて少し休憩。
パワーを充電しちゃいましょう!
心配な再就職先のことですが、ニートをしていたからと言って就職が不利になることはないんです。
私自身がそうでした。
でも気を付けるべきこともあるんです。
- ニートをしていた理由をはっきりさせておく
- 不利になりそうな理由は言わない
- あまりに長い期間のニートはNG
この3点にはくれぐれも気を付けてくださいね。
お金のことも心配ですよね?
失業手当は、契約によっては自己都合での退職でもすぐにもらえることがあるんです。
社会保険も必ず加入しなければなければならないので、今の社会保険を継続するか国民健康保険に加入するかしっかりと事前に調べて決めておきましょう。
晴れて退職してニートになったら、思いっきり自由を満喫してくださいね!
私も好きなことをのんびりと楽しめてこんなに幸せな春は久しぶりでした。
きちんと将来のことを考えたうえでのニートなら、人生のプラスになりますよ。
さて、ニートを十分に満喫したら次はまた働きましょう!
保育士を生かした仕事か、全く違った仕事に就くことになるかと思います。
必ずしも保育士にこだわる必要はないのでやりたいことは何か、ぜひじっくりと考えて次の進路へと進んでくださいね。
保育士を辞めてニートになって再就職の時不利にならない?
保育士を辞めてニートになったとしても、再就職の時に不利になることはありません。
実際、私がそうでした。
少なくともまた保育士として働く分には全く不利になることはありませんよ。
でも気を付けるべきことはいくつかあります。
- ニートをしていた理由をはっきりとさせておく。
- 不利になりそうな理由は言わない
- あまりに長い期間のニートはNG
詳しく解説しますね。
ニートをしていた理由をはっきりとさせておく
これはとっても大切です!!
あなたがニートになりたい理由は何ですか?
「ニート=仕事を辞めてゆっくりとする期間」です。
でも社会人となったならば仕事をして、自分で稼いで生活をしていくのは当たり前のことですよね?
それを放棄しているのがニートの状態なので、その理由が「なんとなく…」では責任感のないだらしのない人と思われてしまいます。
「少し仕事は休憩して、学生時代からの夢だった海外を回りたかった」
「資格を取るために勉強をしたいから」
「仕事に忙殺されていたので少し自分自身の時間をとってリフレッシュする期間が必要だった」
しっかりと明確なビジョンをもってニートをしていた、ということを再就職の時にアピールする必要がありますよ。
私自身、人生で2回ニート期間がありました。
1回目は1か月、2回目は3か月ほど保育士を辞めてニートをしていたことがあります。
1回目は「せっかくの機会だったので少し自分の時間を持ちたかった」と再就職の時の面接で話しました。
2回目は結婚して子どもがいたので「子どもとの時間をとりたかった」と説明しました。
どちらも特にマイナスに受け止められることもなく、あっさり再就職が決まりましたよ。
不利になりそうな理由は言わない
とはいっても、ちょっとだらだらしたかったりあんまり大きな声では言えない理由の時もありますよね。
そんな時は馬鹿正直に理由を話さず、適当に理由を付けてしまいましょう。
嘘も方便です!
また、体調不良が退職・ニートの理由の時もあまり包み隠さず話さないほうがいいかな、と思います。
新しい職場でも配慮をしてもらう必要があるときは別ですが、そうでなければ再就職先でも同じようなことが起こるのではないかと採用を見合されてしまうことが増えてしまうからです。
あまりに長い期間のニートはNG
あまりに長くニートの期間があると、相手に不信感を抱かれてしまします。
また、自分自身も再び働くことに腰が重くなってモチベーションが低くなってしまいます。
「仕事の勘」もなくなってしまいますし、充電期間はほどほどにすることをお勧めします。
保育士を辞めてニートになる前に確認しておくべきこと
ニートになると収入がなくなるので、お金関係のことを辞める前に確認しておいたほうがいいですよ。
保育士を辞めてニートになる前に確認しておくべきことはこの2点です!
- 失業手当はいつからもらえるか
- 健康保険を継続する?国民健康保険に入る?
失業手当はいつからもらえるか
仕事を辞めて無職になったらもらえるのが失業手当。
保育士を辞めてニートになるあなたももらうことができますよ!
通常、自己都合で退職した場合は2か月の待機期間があって、その後から失業手当がもらえます。
ただ、有期雇用契約で、ちょうど退職するのがその契約の満了日だった場合は待機期間がなくすぐに失業手当をもらうことができるんですよ。
これは契約の更新ができるけど、自分の意思で更新しなかった場合も該当するんです。
なので、退職した後ニートになることを考えているならば自分が有期雇用契約か契約書を確認してみてくださいね。
有期雇用契約だと、保育士はほとんどが3月31日で契約が満了になると思います。
そこで契約を更新しないで退職した場合、すぐに失業手当がもらえるのでかなり経済的に助かります。
これは結構知らない人が多くて、他の人に教えると「えっ!?そうなの!!?」と驚かれるのでこの記事を読んだあなたは絶対辞める前に契約書をチェックしてくださいね。
健康保険を継続する?国民健康保険に入る?
次は社会保険ですね。
ニートと言えど、保険証がないと困るのでこの確認も必須です!!
公務員の人は共済保険、民間の保育園の人は健康保険に加入していると思います。
退職すると今までの社会保険に継続して加入するか、国民健康保険に加入することになります。
勤めているときは社会保険料は半分勤め先が払ってくれていますが、ニートになった後は全額自分で負担することで継続して同じ社会保険に加入することができます。
つまり、辞める前の倍の保険料を払うことになります。
これを「任意継続」と言います。
もしくは国の社会保険の国民健康保険に加入することになります。
国民健康保険は収入によって保険料が違ってくるので早めに役所に確認してどうするか決めておいたほうがいいですよ。
他にも年金も払わなくてはいけないし、ニートになっても出費が結構大きいんです。
私の友人は同じくニートになった後、あまりにも保険や年金、税金など払うものが多くて「ただ生きているだけなのにこんなにお金とられるのか!?」と憤っていました。笑
いざ仕事を辞めて焦らないように、事前にしっかりと準備しておきましょう。
保育士を辞めてニートになったらこれをしたほうがいい!
さて、晴れて保育士を辞めてニートになったら、自由があなたのことを待っていますよ!
私が実際ニートの時にやって良かったことをご紹介しますね。
- 春をのんびり楽しむ
- 長期の旅行に出る
- 自分の趣味を満喫する
保育士をしていると、春って緊張の連続でとても忙しくて疲れる季節じゃないですか?
3月は新年度準備でバタバタ。
4月は新しいクラスで新入園児と落ち着かない子どもたちに囲まれてヘロヘロ。
気疲れも半端ないですよね?
春を楽しむ間もなく気づけば初夏になっている…。
でも、ニートになったならばその春という季節をゆっくりと過ごせます。
私も初めて仕事を辞めてニートになった時が4月でした。
ゆっくりと桜咲く中散歩したときの爽快な気持ちは今でも記憶に残っています。
「あ~、春ってこんなに気持ちいい季節だったんだなぁ…。」としみじみと幸せを感じました。
ぜひあなたにもこの春の気持ち良さを味わってもらいたいです。
また、学生の頃から海外旅行が大好きだったので、海外旅行にも行きました。
保育士をしているとなかなか海外に出れるような長期の休みは取れないので、これもとっても貴重な経験でしたよ。
他にも毎日ヨガに通ったり、大好きなカフェ巡りを楽しんだり、とにかくゆっくりと自分の趣味を堪能しました。
些細なことと言えばその通りですが、仕事に忙殺されてしまいがちな保育士という職業についていたら、どれもこれもできなかったことです。
ニートというと聞こえは悪いかもしれませんが、仕事をして何もしない期間は「人生の休息時間・充電期間」だと思います。
私はこの期間にたっぷりと自分のための時間をとったことでまた新たな気持ちで就職して働くことができました!
人生は一度だけ。
さらに今この時は「今」しかありません。
今しかできないことを「今」やることは絶対に人生の糧になると思います。
なので私はニートをして良かったと思っています。
正直、なんならみんなにすすめたいぐらいです。笑
保育士を辞めてニートをした後の進路は?
保育士を辞めてニートをした後の進路はこの二つです。
- もう一度保育士として働く
- 別の職種で働く
自由を満喫した後は、もう一度働くことになりますよね。
この再就職先ですが、私は早めに考えていったほうがいいと思います。
そのために退職をする前に転職サイトに登録しておくことをお勧めします。
そうするとあなたの希望の条件に合った求人をメールなどでお知らせしてくれます。
なんとなくそういったものに目を通しておくことで「次はこんな仕事にしようかな」と目星をつけておけますし、ニート期間をいつ頃終わりにしようか計画もたてやすいですよね。
私のおすすめの転職サイトを紹介しておきますね。
もう一度保育士として働く
保育士という仕事が好きならば、やっぱり再就職先も保育士になりますよね。
保育士として働くといっても、何も保育園にこだわる必要はありません。
児童館や障害児施設、院内保育など資格を生かせて働ける場所はたくさんあります。
新卒の時には保育園しか考えられなかったあなたも、一度保育園で働いてみたことで他の施設にも興味が出てきているかもしれません。
ぜひ興味のある道に進んでみてくださいね。
もちろん、保育園も場所によって全く雰囲気も保育の仕方も変わるので、保育園志望のあなたは自分に合った保育園を探してみましょう!
別の職種で働く
再就職先は何も保育士にこだわることはありません!
ただ、保育士以外の仕事をしたい場合は、就職先を探す前に就きたい仕事に関する勉強をすることをお勧めします。
「保育士」は専門職なので、正直その経験はほとんど役立たない職種が多いと思っていいでしょう。
ハローワークでも再就職先を見つけるために訓練校へ入ることを進められることもあるそうです。
全く知らない仕事に就くのは不安だし、勇気がいりますよね。
でも大丈夫です!最初はだれでも不安ですよ。
しっかりと知識と技術を事前に身に着けることで少しでも自信をもって働けるようにしておきましょうね。
まとめ
保育士を辞めてニートになることは悪いことではありません。
色々分からないこと、不安なこともあるかとは思いますが、将来のビジョンをしっかりもってニートの期間を満喫してくださいね。
ニートになっても再就職が不利になることはありません。
でもそのためには注意するべきことがありましたね。
こちらの3点です。
- ニートをしていた理由をはっきりとさせておく。
- 不利になりそうな理由は言わない
- あまりに長い期間のニートはNG
また、ニートになると収入がなくなるので、失業手当や社会保険のこともきちんと調べておきましょう。
私がニートになったときにして良かったことはこちらです。
- 春をのんびり楽しむ
- 長期の旅行に出る
- 自分の趣味を満喫する
貴重な自由な時間です。
好きなことをして楽しみましょう!!
そしてニートを満喫したあとはまた就職しましょう。
就職先としては保育士の資格を生かした職業か、全く異なる職業のどちらかです。
保育士にこだわる必要は全くないので、自分の進みたい道を見つけてくださいね。