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保育士の勝ち組・負け組の基準は?公立保育園の方が勝ち組?

保育士の勝ち組・負け組の基準は?公立保育園の方が勝ち組?

保育士の中での勝ち組、負け組なんて、あなたは考えたことがありますか?

私は今までさほど意識したことはありませんでした。

 

しかし、そんな言葉をたまたま耳にし、保育士の勝ち組、負け組とはどういったものだろうと考えてみると、その発想の背景には公立保育園に勤められている保育士は勝ち組、私立の保育園の保育士は負け組というような想いを持つ人が不特定多数いるようです。

 

確かに、公立保育園は

  • 年数と共に給料が上がっていく
  • 産休、育休はもちろん、休暇も取りやすい
  • 福利厚生がしっかりしている
  • ベテランの先生も多いので指導を受けやすい

などのメリットがあります。

 

昇給や福利厚生などの面で公務員として安定しているので、勝ち組とされることも多いようです。

しかし、果たして本当にそうなのでしょうか?

 

逆を言えば私立保育園でも給料が高くて福利厚生もしっかりしているところだってあるはずですよね。

 

勝ち組も負け組も決めるのは個人の気持ち次第であり、周囲が判断できるものでは無いと思っています。

 

待遇や社会的立場だけでは測れない、個人の想いを十分に発揮でき、自分の幸福度の高さこそが、真の意味での勝ち組ということになってくると思うのです。

 

公立・私立で勝ち負けがつくわけではありません。そもそもその職場に問題があるのかも。

あなたが今の職場で働いている自分を「負け組だな。。」と思うのでしたら、転職を考えてみましょう。

 

転職サイトで自分の新たな道を探すことで、自分は勝ち組だと思えるような人生を送ることができるかもしれません。

→【ホワイトな保育園の特徴と見つけ方を解説

 

こちらの記事では保育士に勝ち組、負け組はあるのか。

勝ち組と思われがちな公立保育園の意外なデメリットなども含めて、本当の意味での勝ち組とはいったいどういうものなのかということを書いていきたいと思います。

 

公立保育園の保育士は勝ち組?私立保育士は負け組?

 

公立保育園で働くメリットは?

 

公立保育園の保育士は公務員になるため、様々なメリットがります。

  • 年数と共に給料が上がっていく
  • 産休、育休はもちろん、休暇も取りやすい
  • 福利厚生がしっかりしている
  • ベテランの先生も多いので指導を受けやすい

 

などがあります。

 

私立保育園では昇給も業績によりますし、上がったとしても気持ち程度ということもよくありますが、公務員は給料表というものに基づいて給料が上がっていく仕組みになっておりますので、長く勤めれば長く勤めるほど同じような業務内容であっても、確実に年収アップに繋がっていきます。

産休育休もしっかりとれる仕組みになっており、出産した後も復帰しやすい環境です。

福利厚生や社会保険なども手厚いので、私立保育園と比べて退職する人の割合はかなり少ないと言えます。

 

公立保育園で働くデメリットは?

 

しかし一方で公立保育園で働くにもデメリットはあります。

  • 公務員同士の癒着を防ぐため転勤がある
  • 副業ができない
  • 私立保育園などにくらべて何かと制限がある
  • ベテランが多いので人間関係が大変なことも多い

などがあります。

 

副業に関しては、保育士は持ち帰り仕事をすることも多いので、そもそも副業をするほどの時間が取れる保育士がどれだけいるのか?という話だとも思いますが。

 

メリットの方で述べた通り、待遇が良いので退職せず定年まで勤めることも多い公立保育士です。

 

ベテランの先生から保育のいろはを教えてもらい、そこで得た知識は、一生自分自身の財産になるような素敵なことも沢山あるでしょう。

 

ただしその逆で、長年働いてきた人にはその人なりの確立されたやり方があり、新しいやり方や効率的なやり方を受け入れられない先生も多くいます。

 

自分たちのときは大変だったけど今はこんなやり方があるのね~。

と納得してくれる先生もいれば、

 

自分たちの時は、こういう苦労をしたんだから若いうちは苦労をするべき!

と効率的なことを取り入れることに、抵抗感を露わにする先生もいるのです。

 

そういったジェネレーションギャップから仕事がしにくいな、と思うことも多いです。

 

転勤に関しては、長くても1か所に10年、だいたい3~6年で転勤になることが多いようです。

0歳児で受け持った子の卒園までを、見届けられないということもよくあり、保育士としては悲しいですよね。

また、自分の所属する区域内での転勤とはいえ、場所が変わるので人間関係もまた1から築いていく必要もあります。

人見知りだったりすると数年おきに職場がかわることはかなりストレスになるのではないでしょうか。

 

公立・私立が問題ではなく、職場が問題なのでは?

 

このようにみていくと、公立保育園のメリットデメリットもわかってきましたね。

 

待遇は公立保育園の方が保証はされていますが、私立保育園はピンからキリまであるので、公立保育園以上の給与水準、福利厚生を備えた保育園だってみつかるかもしれません。

 

待遇面だけの問題ではなく、私立保育園は保育内容に関しての自由度が高いです。

その園の立地や特色を活かした保育や、他にはない自由な保育を作り上げることもできます。

 

人間関係の悩みなんかは公立も私立も同じで、嫌な人はどこにでもいます。

どのように回避するかの問題になってくるでしょう。

 

最近は習い事系を取り入れる園も多くなっていますが、野育などにも注目が集まっており、昔に比べて保護者のニーズも、ただ預かってほしいだけではなく、特色溢れる保育への関心が高まってきています。

 

保育士側も自分がどのような保育をしたいか、どんな雰囲気の園が合うかを選んで働けるということは、向上心や、やりがいを持って働くことにもつながるのではないでしょうか。

 

また、正職だけでなくパート保育士という観点からみてみると、パート保育士は家庭優先で、できる範囲の仕事内容を希望している人が多いです。

→【パート保育士のメリット・デメリット

 

給料や理想の保育内容だけではなく、時間や働き方の自由を求めている人も多いということがわかりますね。

 

このように、保育士と一言でいえども働く意味、求める職場の条件は個々に違うので、公立私立の勝ち負けではなく、そもそも、その職場によって働く側が満足できているかいないかの話なのだと思います。

 

まとめ:勝ち負けではなく個人の幸福度

 

ここまで述べてきたように、勝ち組、負け組とは他人の物差しで測れるものではないということですよね。

 

傍から見れば恵まれていると言われるような職場であっても、人間関係が最悪で毎日自分自身を擦り減らしながら仕事しているのでは、その人は幸せでないと思います。

 

規模の小さなこじんまりとした保育園で働いていても、日々理想とする保育をすることができ、子どもとの関わりに幸せを感じ、保護者の満足度も高い園で働けていれば、お給料はそれなりでもその人は幸せかもしれません。

 

公立保育士は採用枠も限られている中で、人気が高いので狭き門です。それ故、狭き門を潜り抜けられた人たちは勝ち組だと思ってしまいがちですが、そうとは限りません。

 

公立保育士になったけど実は自分の職場に悩みを抱え、転職したい。

でもせっかく公務員になったのに。

と悩んでる方もおられるのではないでしょうか??

 

私立保育園で、大きな母体で運営している園でも保育内容や人間関係、職務内容に不満がある方はいませんか??

 

もしかしたらあなたにはもっと、幸せになれる職場があるかもしれません。

本当の意味の勝ち組は自分の心が決めるのです。

 

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