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保育士資格試験を独学で勉強して挫折しないためのコツ

保育士資格試験を独学で勉強して挫折しないためのコツ

近い将来保育園で働きたいと考えている方、資格はもっていないけど、今現在、保育補助などで保育園で働かれている方、保育士資格の取得を考えることもあるのではないでしょうか。

保育士資格を取る方法は大きく分けてこの3つとなります。

  1. 保育士養成課程のある学校に入学する
  2. 通信講座などを利用する
  3. 参考書などを購入し独学で勉強する

ご自身の置かれている状況によって、それぞれメリットデメリットがあります。

金額も、かかる時間も全然違うのでそれぞれにあった道をしっかり選べると良いですよね。

保育士試験の合格率は20%前後と言われており、難易度は高い方だと思われます。

9教科の筆記試験と実技試験(言語・音楽・造形)があります。

筆記試験の方は、なんとか独学で対応できても、実技の方は子どもの頃に習ったことがあったり、元々得意でないとハードルが高いかもしれませんね。

その場合は実技面だけのフォローを中心とした通信講座などもあるので、検討してみるといいかもしれません。

同じ目標を持っている人たちと情報を共有できると、いいアドバイスをもらえたり、励ましあえたりするのでSNSなども賢く利用して目標達成を目指せたらいいかと思います。

また、保育士資格は少しハードルが高いな。と思われる方は子育て支援員という制度もあります。そちらについても記事の中で紹介していこうと思います。

保育士資格を取る方法は色々ある

保育士資格を取る方法は、

  1. 保育士養成課程のある学校に入学
  2. 通信講座などを利用する
  3. 参考書などを購入し独学で勉強する

大きく分けてこちらの3つになります。

保育士養成課程のある学校に入学し、単位をとって卒業すると、同時に保育士資格がもらえます。その場合は、普段の学校でのテストをクリアしていけば卒業時に資格がとれるので一番確実な方法ではあると思います。

2年~4年程度学校に行くことになるので時間もかかりますし、費用も200万前後~かかりますので、時間もお金もかけられる方は良いと思います。

昼間の学校ですと高校を卒業したばかりの若い子がほとんどで、気後れしてしまうこともあるかもしれませんが、夜間の専門学校などもあるので、そういったところだと社会人の方もおられるようです。

通信講座などで勉強するのだと、講座の受講料+受験費用で10万円弱といったところでしょうか。

通信講座は、受講すれば資格がもらえるというものではないので、あくまでも受験のサポートという認識で受けてもらえればと思います。

上記の費用例は1年で受かればの話になりますので、通信講座を2年、3年と受けていくのであれば、費用もそれなりにかかってくることになります。

独学であれば、自分で書店などで参考書を買うなどすれば、受験費用も込みで2万円前後と一番経済的と言えるでしょう。

コスパで選ぶのであれば確実に独学が経済的ですね。

ただし、法改正などが割とある為、独学の場合はそういったことにも常にアンテナを張り、自分でリサーチすることが大切になってきます。

フリマアプリや中古書店などで参考書を購入すると、法改正以前のものであったり、少し見解が変わっていることもあるので、最新の参考書や問題集を購入することをお勧めします。

保育士試験が難しい理由

保育士試験は9教科の筆記試験に加え、実技試験もあります。

9教科は主に子どもの健康や福祉、発達に関することになります。

保育士の資格は、国家資格であり、いわば国から認められた保育のプロということになりますので、それなりに勉強は必要になってきます。

保育士さんって、子どもと遊んでお金もらえて楽そうだな~と思われることも多いですが、その資格を取るまでには、子どもの権利であったり、法律であったり、心理であったりを学んでいます。

実技試験ではピアノでつまづく方も多いです。一応、実技は言語・音楽・造形の中から2つ選択して受験することができるのでピアノがどうしても苦手な場合は、他の2つを選択することで試験においては回避できます。

合格ラインは100点満点中の6割です。合格率は20%程度といわれており、少し難易度は高めといったところでしょうか。

9教科の筆記試験は、教科ごとに合格不合格がでるので、1回目で全教科合格できなくても、2回目以降は1回目に不合格だった科目のみ受験することができます。

一度受かった科目は3年間有効なので、3年以内には絶対合格する!と目標を定める人も多いですね。

保育士資格試験を挫折しないためのコツ

保育士試験は先ほど述べたように、合格率が低いです。
そのため、勉強方法など自分にあったやり方を見つけていく必要があります。

私が、独学で保育士資格を取得しようとしている知人をみていて思ったのは、やはり一発合格はなかなか難しそうだということです。

知人たちはそれぞれフリーターであったり、保育系では無い科目を専攻している大学生であったり、子育て中の主婦であったり環境は違いました。みんな保育のパートをしていた時の同僚で無資格で補助として働かれていました。

保育士試験は年に2回あり、3年間で計6回受けることができます。

知人たちは少ない人でも合格まで3回はかかっていました。
それぞれパートやバイト、子育てなどもしながらでしたので、決して遊んでいたわけでは無いですし、私から見るとかなり頑張っておられました。

それをみていて、私は、20%の合格率の試験の一発合格を目指すより、例えば1回の試験では4教科の合格を目指してその教科のみに勉強を絞る方が効率的なのではないかと考えました。

最初の4教科が合格できれば、2回目の試験でまた別な5教科にしぼって勉強ができるので、ある意味、他の教科を捨ててでも焦点を充てた4~5教科の合格率を高める方が自分の勉強も楽になるのではと思います。

もちろん9教科全て一発合格できるのが時間は早いし費用も安いです。
勉強する時間が沢山とれる方は頑張って9教科一発合格を目指してみるのもいいと思います。

しかし、その自信がないのであれば広く浅く勉強して結果的に1~2教科しか受からないよりは勉強する教科をしぼる方が近道になると思います。

せっかく1度合格した教科は3年間有効の制度なのですから、自分のライフスタイルに合わせたペース配分で確実にゴールに近づいていただければと思います。

それと並行して実技対策として、近くのピアノ教室なんかに通われるのも良いと思います。

ピアノは少し弾けるようになると息抜きにもなりますし、楽しいです。
私自信、そんなにピアノは得意では無いのですが、何曲かはクラシックが弾けるので気が晴れない時などに弾いたりしています。

また、最近ではSNSなどで、同じ保育士資格を目指す人同士簡単に交流することができるので、モチベーション向上や情報収集のためにも、そういったコミュニティに参加してみるのも挫折せずに取り組むのに一役買ってくれるかもしれません。
保育士資格を独学で取得するのは難しい
独学で勉強するのは、なかなか難しいことではあると思うので、サポートを得るという形で通信教育を利用するのも良いと思います。

大手はほとんど同じような金額になってくるかとは思いますが、その講座受講者の合格率、アフターフォロー、添削回数、教材内容などをみて、ご自分にあったものを選べばよいと思います。

通信講座の良いところは、法改正などにすぐ対応してくれたり、添削などにより自分のレベルを実感しやすいところだと思います。

それでいて独学と同じように自分の好きな時間、できる時間で取り組むことができるので、普段のライフスタイルを大きく変えることなく適切なサポートを受けながら試験対策ができるのであれば、受講費も高いものではないと思えるのではないでしょうか。

子育て支援員制度もある

また、保育士資格をとるのは少しハードルが高いと感じられる人には、子育て支援員というものがありますので、そちらもお勧めです。

保育士という国家資格では無いですが、子育て支援員研修という研修(座学・実習)を受講すると、受講終了後から子育て支援員として働くことができます。

保育士はなくても、パートなどで保育園で働くときなどに子育て支援員研修を受講済みです。と言えるようになるので、無資格の人よりは保育・社会福祉に知識がある人という風に受け取ってもらえるでしょう。

給与的には、無資格の方と差がない場合もありますが、他の保育士や上司からの見られ方としては、あの人は研修を受けている人だから、少し頼りになるなと思ってもらいやすく、無資格の時よりも安心して子どものお世話を任せてもらえるようになると思います。

保育士を取るほどでもないけど、もう少し保育に関しての知識が欲しい、という方にはおすすめな制度だと思います。

最近では、深刻な保育士不足により、子育て支援員募集の保育系求人なんかも増えていますよ。