複数担当を持つことが多い保育園の仕事。
意外と難しいのが先輩との関係ですよね。
出しゃばりすぎてもだめだし、かといって任せっきりにもできない…そのへんの駆け引きがとっても難しくないですか?
実は、先輩保育士と複数担任を持った時に気を付けるべきポイントがあるんです!
そのポイントは5つ!
- 先輩の人柄を理解しておく
- ホウレンソウをしっかり!
- 自分でしっかりと考えておく
- 「私がやります!」の姿勢
- 時にはイエスマンになる
先輩の人柄を理解すれば、相手が喜ぶ行動を取りやすいので上手に立ち回ることができますよね。
また、ホウレンソウは社会人の基本!と言われるくらい、仕事を円滑に進めるためには重要なことです。
報告がきちんとできている後輩は先輩に可愛がられるので、ここは抑えておきたいポイントです!
自分の意見をしっかり持っておくことで「やる気のある子」だと思われて、先輩に気に入られる確率アップです!
さらに、「私がやります!」という姿勢を見せるともっと良いですね。
でも、時には先輩を立ててあげる「イエスマン」の側面を持っていれば、先輩保育士さんもストレスなく働けるので、複数担任を上手く回すことができます!
でもどんなに頑張ってもうまくいかない時もありますよね。
ホワイトな職場の保育園は人間関係も良好なことが多いです。
そんなときは無理しすぎず転職も視野に入れてみてくださいね。
先輩の人柄を理解しておく
先輩とのやり取りの中で対応の仕方を間違えてしまうと、先輩から厳しい目で見られてしまったり、あたりが強くなってしまうことがあります。
先輩の人柄を理解するためには以前その先輩と組んでいた先生へリサーチするのがおすすめ。
私も園内で一番気難しい先輩と組むことになったとき、まずしたことは以前その先輩と組んでいた先生に「一緒に組むにあたってどんなことに気を付ければいいか?」のリサーチでした。
その時は「とにかく先輩が出した案には賛成すること!でも時々あなたはどう?と聞かれるからその時にはきちんと自分の考えを出すこと。機嫌が悪そうなときには話しかけないこと」などなど…。
人柄も含め注意することを詳しく教えてもらいました。
実際に一年間組んできた先生だからこそ分かる有益な情報です。
その事前リサーチのおかげで、先輩の人柄に合った対応をすることができてスムーズに保育を行うことができましたよ。
ホウレンソウをしっかり!
これは仕事の基本中の基本ですね。
「報告・連絡・相談」です。
一緒にクラスを運営していくうえでホウレンソウは欠かせません。
- 報告→先輩はしっかりとクラスや保育園にかかわることを把握しておきたいはず。
- 連絡→引継ぎ事項をきちんと伝えることで信頼感が高まります。
- 相談→勝手に判断するのは厳禁。
段々と立場が上になってくると、仕事上の責任も多くなります。
先輩はその責任を担う立場です。
きちんと報告・連絡をして
先輩が何かあったときに対応できるようにしましょう。
「私は知りませんでした」では先輩の立場もなくなります。
自分で勝手に判断せず、相談することもとっても大切。
あなた自身もアドバイスをもらえてとても助かるでしょうし、先輩も自分を頼ってくれるあなたを可愛がってくれるでしょう。
自分でしっかりと考えておく
いくら頼りになる先輩でも、なんでもかんでも任せられてはいい気持ちはしません。
先輩の思いを尊重しつつも、しっかりと自分でもどうしていきたいか考えていきましょう。
先ほども話に出たとおり、「あなたはどう思う?」と尋ねられた時に「私はこう思います!」と答えることはとても大切です。
そうすることで「この先生はきちんと考えて仕事をしているわ」とあなたの評価も上がるでしょう。
なので、日ごろから先輩の保育や文献から、また研修にも積極的に参加して勉強していくことが大切です。
「私がやります!」の姿勢
ちょっとこの仕事は大変そうだな…
自分にできるかな…
そんな仕事も思い切って「私がやります!」と立候補してみましょう。
そうすることで先輩はあなたの頑張りを認めてたくさんフォローしてくれます。
大変な仕事は先輩にとっても大変。
それを進んで引き受けてくれるあなたを応援してくれるはず。
これは先輩からの信頼を得ることにもつながりますが、あなた自身のスキルアップと自信にもつながりますよ!
私も先輩と行事をペアで担当した時は必ず大変な仕事を引き受けるようにしていました。先輩は必ずフォローしてくれましたし、行事が終わったあとの先輩からの「ありがとう」はとても嬉しいものでした。
時にはイエスマンになる
先ほどしっかりと自分で考えておくことが必要だといいましたが、いつもいつもその考えを前面に押し出していくのはやめておきましょう。
先輩はあなたよりも経験豊富で「先輩」というプライドもあります。
時にはそのプライドを尊重して先輩にゆだねるイエスマンになりましょう。
私の同僚で先輩に対して「でも~」「私は~」と常に自分の考えを押し出す先生がいました。やはり複数担任を組む中で先輩とぶつかることが多くて、先輩にきつく当たられてよく泣いているのを目にしました。
自分を押し殺して「そうですね!」と同調するのも時には必要なんです。
まとめ│どうしても先輩保育士との人間関係に疲れたら
複数担任で一年間楽しく保育できるかはその担任間の人間関係にかかっています。
特に先輩とは上手に関係を築いていきたいもの。
必要なポイントを押さえて楽しく保育できる、働きやすい環境を作っていきましょう!
ただ、そうやって努力してもどうしてもこじれてしまうときもあります。
保育士とはいえ人間なので合う、合わないがあります。
そういったときは転職を視野に入れるのもひとつの案です。
自分自身の努力で環境を変えられない時は、環境自体を変えてしまいましょう!
たった一度きりの人生です。よりよい環境を探していきましょう!!